こんな人に刺さる
- 彼氏がミラー越し30cmにいるのに、日常服のまま表情を崩されていく素人彼女に弱い人
- 名前もサイズも非公開の本物感、街で見かける女子大生みたいな手の届かなさに刺されたい人
- 我慢ゲームの建前が崩れて、音が鳴った瞬間の恥ずかしさまで見届けたい人
俺は、駅前で彼氏と歩いている女の子を見るのが昔から苦手だ。こっちには一生関係ない距離で笑っていて、コンビニ袋を片手に、パーカーや服や大学帰りみたいな服で、当たり前みたいに誰かのものになっている。露出が強いわけじゃない。むしろ普通すぎる。だからこそ、ふと腕を組んだときの胸元とか、階段で少し遅れてついていく腰のラインだけが、やけに目に残る。
あんたにもあるだろ。彼氏の横にいる女だから、最初から見てはいけない。声をかける余地もない。なのに、笑った拍子に服の下の柔らかさが想像できてしまう瞬間がある。あの、日常のすぐ隣にあるのに絶対に手が届かない感じ。素人カップルものが刺さるのは、結局そこなんだと思う。
この作品は、その「彼氏のすぐそばにいる女」を、マジックミラー号の中でじわじわ崩していく。愛する彼氏とはミラー越し30cm。本人たちはくすぐり我慢ゲームのつもりで座っているのに、相手をするのは凄腕の男優。最初は笑ってごまかしていた素人彼女の顔が、だんだん余裕をなくしていく。彼氏の視線が近すぎるから、我慢している顔そのものが一番えろい。
しかも10組収録だ。ひとりの作り込まれたドラマじゃなくて、街にいそうなカップルが次々に巻き込まれていく。服も反応も声も、微妙に違う。その雑多さがいい。日常から連れてこられた女の子たちが、彼氏の30cm先で「まだ大丈夫」って顔を作ろうとして、少しずつ失敗していく。
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日常服のまま座らされた素人彼女たちが、彼氏の近すぎる視線を意識しながら表情を崩していく流れが刺さる。
この手の作品で大事なのは、派手なポーズよりも「まだ普通の顔をしていたい」っていう抵抗だと思う。彼氏には平気なふりをしたい。知らない男の前でも笑って済ませたい。でも体の反応だけが先に裏切る。音が鳴ったら合図、というゲームの残酷さもいい。隠したい瞬間ほど、音でバレる。見てるこっちまで変な汗が出るのは、その恥ずかしさが近すぎるからだ。
4時間以上、10組分あるから、好みの子を探す楽しさもある。女子大生っぽい軽さ、彼氏に見られている戸惑い、普段着のまま巻き込まれる生々しさ。どれも作り物のきれいさじゃなくて、駅前や居酒屋の隣席で見かけたかもしれない距離で来る。手が届かなかった誰かの彼女が、ミラー一枚の向こうで我慢できなくなる。それだけで、こっちは十分負けている。
ミラー越し30cmの彼氏を意識したまま、普段着の素人彼女たちが表情を崩していく距離感をまず見てほしい。
本物の素人のため不明