こんな人に刺さる
- 仕事帰りのきっちりした服越しに、張り詰めた体のラインがふっと滲む瞬間に弱い人
- 名前もサイズも非公開の素人さんが、壁一枚の向こうで本音を崩されていく距離感に溺れたい人
- 顔も知らない相手に任せたまま、キャリアウーマンの理性がほどけていく企画を見たい人
仕事ができる女の、気を張った背中に弱い。駅のホームでノートPCの入ったバッグを抱えて、スマホに短く返事を打っている人。背筋はまっすぐで、歩き方にも隙がない。こっちなんか視界にも入っていない。なのに、階段を上がる一瞬、タイトな服の腰から尻にかけてのラインだけが、妙に生活から浮いて見える。
ああいう人は、たぶんずっと頑張っている。上司にも客にも後輩にも弱みを見せないで、平気な顔で帰っていく。だからこそ、こっちは勝手に想像してしまう。そのきっちりした顔が、誰にも見られない場所で崩れたらどうなるのか。名前も知らないから、なおさら都合よく妄想が膨らむ。
この作品は、そこを正面から刺してくる。働き詰めのキャリアウーマンたちが、顔も名前も知らない相手と、壁穴越しに体の相性だけで向き合う。恋愛でも口説きでもなく、匿名のまま体だけが先に反応してしまう企画だ。普段は仕事の顔で固めている女が、相手の顔を知らないからこそ本音を隠せなくなる。その崩れ方がいい。
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仕事帰りの服のまま、壁穴の前で腰つきと表情が少しずつ変わっていく流れを追える構成。
この手の素人企画で効くのは、完璧に作られた女じゃないところだ。名前もサイズも隠されたまま、ただ「働き詰めの女」として出てくるから、街ですれ違った誰かと勝手に重なる。職場で涼しい顔をしていたあの人も、電車で資料を読んでいたあの人も、見えない場所ではこうやって乱れるのかもしれない。そう思った瞬間に、匿名の強さが来る。
顔を知らない相手だから、普段なら言えない反応が漏れる。相性だけで選ばれるから、建前も肩書きも役に立たない。仕事で張っていた女の体が、壁一枚の向こうで勝手に答えを出してしまう。俺はこういう、社会人の顔と体の本音がずれる瞬間に弱い。きっちり働いている女ほど、崩れたときの破壊力がでかいんだ。
壁穴の前で仕事の顔がゆるみ、服越しの体つきまで生々しく見えてくる一作だ。
本物の素人のため不明