こんな人に刺さる
- 初めてのお泊りデートで、手を繋ぐ距離から少しずつ体温が近づいていく流れに弱い人
- Bカップ(82cm)の谷間と汗の匂いに溺れたい人
- キスして笑って、恋人みたいな空気のまま濃密に絡み合う石川澪を見たい人
初めて女の子と泊まる日の、あの変な緊張をまだ覚えている。手を繋いで歩いているだけなのに、指先の温度がずっと気になって、会話の中身なんて半分も入ってこない。部屋に着いてからも、隣に座る距離をどう詰めればいいのか分からなくて、テレビの音だけが妙に大きく聞こえる。
あんたにもあるだろ。いきなり脱ぐより、まず笑う顔とか、肩が触れる近さとか、キスの前の沈黙にやられる夜。服の上から見える細い腰、座ったときに寄る膝、こっちを見上げる目線。そういう小さい情報だけで、頭の中はもうだいぶ駄目になっている。
石川澪のこの作品は、その「初めてのお泊り」の距離感を丁寧に積んでくる。手を繋いで、キスして、笑って、その後に時を忘れる。タイトルどおりなんだけど、効くのは順番だ。最初から乱暴に飛ばさない。恋人みたいな空気の中で、少しずつ近づいて、気づいたらもう引き返せない密着になっている。
この作品、初々しい距離の詰まり方ごと見ていいやつなんだ。
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デートの柔らかい表情から、部屋で距離が詰まっていく流れまで、石川澪の小柄な体つきと恋人感を一枚ずつ追える構成。
石川澪は派手に押してくるタイプじゃない。だからこそ、隣にいそうで絶対にいない感じが残る。笑った顔が近い。キスの間が長い。服の上からでも分かる体の細さと、抱き寄せたらそのまま折れそうな距離感が、妙に現実っぽい。こういう作品は、行為そのものより前の時間が効く。手を繋いだ時点で負けていて、部屋に入った頃にはもう全部持っていかれている。
手を繋ぐ近さから部屋での密着へ移る流れに、石川澪の恋人感がいちばん強く出ている。
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